「た、ただのかすり傷だし…別に対したことねぇだろ?」
そんな怒んなよ…
てか、また俺吃ってるし。
「あのねぇ。かすり傷でも血が出てるんだから、ばい菌が入ったら大変でしょ?
湘君に何かあったら…お父さんに何言われるか‥とにかく!消毒液とバンソウコ持ってくるから、あたしに触られるのが嫌だったら…自分でやんなさいよ!」
俺に指を指しながらそう言うと、莉子って奴は部屋から出て行った‥
そして、
それから1分もしないうちに莉子って奴は消毒液とバンソウコを持って戻って来た。
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