「‥なに?」


「あのさぁ。新しい服欲しいんだけど‥買っていい?」





ほらね?

でた。






「服?アンタいっぱい持ってるじゃん」


芽依に呆れた口調で言う私。




「え〜!アタシ全然持ってないしぃ〜!一生のお願い!買って!!」


芽依は両手を顔の前に合わせ、必死に私にお願いしている。








「ダメダメ!来月になったら考えてあげるから、今回は我慢しなさいっ」


私はそう言ってみそ汁をすすった‥

芽依は私の横でむくれている様子。