‐翌朝‐ 莉子の風邪はすっかり治り、元気になっていた。 莉子は俺に、 『医者の薬より、湘の看病があたしの風邪を治してくれたんだよ〜!ありがとう、湘!』と 笑って言った。 そんな莉子の笑顔が、何故だか頭から離なれない‥ なんでだろう‥? 莉子の笑顔の為なら、何だって出来るような‥ そんな気がした… なんでだろう‥ .