1枚の、



絵が描きたい。



でも、



描けない。



どうしよう、どうしよう。



「なんで泣いているのかな?」



神様がきいてきた。



「絵が描きたいのに色が足りなくてぬれません」



ぼくはそう答えた。



「では、この絵の具をどうぞ」



「ありあがとう」



ぼくは12色の絵の具をもらった。