失すことさえ できなかった 望むことなど 許されなかった 覚えておける 温かさも 手放せる 思い出も 何もないから ただ怒りも弱さも 抱いてゆく アナタが届かない 場所へ その道が 途方も無い泣き言を 孕んでいても 見えなければ それでいい