「か、ずやさん…どうしてる?」

「んー…どうって、頑張って学校行ってるよ」

そっか、と呟いて

頬を赤くする。

さっきまでとは

全然違う表情を見て

あたしは

なんかいいなって。


「てかさ、流夏って初恋まだだよね」

奈々架のストレート発言に

飲んでいたアイスコーヒーを

吹き出しそうに…。

「バッ、カッ」

案の定、むせた、、、


「だって、事実っしょ?」

「そーだけどさ…」

コロコロ

表情が変わる奈々架。