シャワールームから出ると

兄ちゃんが

ベットに座って

深刻そうな顔。



「ど、した?」


あたしは、タオルを肩に乗せながら

兄ちゃんに話しかける。


「お、れ…間違ったことしちゃったか…?」


「はッ?」


意味が分からない。


「何の、、、こと?」



「俺、ヤッちゃった?」


深刻そうな顔をして言う兄ちゃんを見て


その言葉を聞いた瞬間、


あたしの肩から、タオルが落ち

肩まで伸びた黒々とした髪の毛からは

滴が



落ちた