そりゃ

知ってた。

でも

本当の兄妹のように

育てられたし

知らないふりしてた。

「あー知ってたんだ」


「だ、、って兄ちゃんが言ってたんじゃん」


そう

この真実は

あたしが

12才の誕生日に

兄ちゃんから

聴かされたのだ。



「そーだっけ?」

惚けたって無駄。


覚えてるもん

あたし。