ふと、時計を見ると

9時。

もう、こんな時間か…

2時間ぐらい新幹線だもんな…



日焼け止めを塗り終えて

荷物を持って

玄関に向かう。

「流夏、タクシーの後ろだからな」

「分かってるってー」

あたしは

荷物をタクシーに乗せた。



兄ちゃんもタクシーに乗って

駅に向かった。