「いた…」 嬉しさで、思わず呟いてしまった。 そう…昨日座っていた椅子に陽菜が座っている。 俺は陽菜に近寄って“おはよう”と声をかけた。 陽菜は驚いた顔で“杉田さん”と答えた。 名前を覚えられていない事に、軽くショックを受けながら訂正をしたー…。