「だから…離れてくれないと学校に行けないんだけど?」 “学校”と聞いた瞬間顔色を変えて慌てて離れた。 “やっと離れた”と思っていると改札口前でこっちに振り向いた。 それからー…。 「ススキさん、ありがとうございました!」 そう言って軽く頭を下げて改札口を出ていったー…。