「すっ…鈴木さん?」 不思議そうに俺を見つめるけど…名前が違うし。 「…違う。住谷、ス・ミ・ヤ。」 名前を訂正すれば“そうでした!”と言って笑っている。 呑気に笑う陽菜を見て、俺は自然とため息がでた。 今日に限って朝から疲れる。 そんな事を思っていると…。