「無理。ホント。」


 いや。ホント無理だって。

 一般人が芸能人と付き合うって

 相当大変じゃないの?






「じゃーこの傷どーするー?」





 うぅっ。



 あたしじゃどーにもできないよね。


 息を呑んで腹をくくった

「分かったよ…。」




「よし。」



 とりあえず一段落して 教室へ帰ろうと
 
 あたしはドアの方へと向かった