「沙紀、何か友達で沙紀と喋ってみたいって言ってる男の子いるんだけど、会ってみる?」

「ふふふふふ」

「何、その笑い」

「いい」

「えっ?断っちゃうの?いい子だし、沙紀と結構気が合うと思うんだけど」

「いいの。じゃあ私、やるべき事があるから切るねっ」

「やるべき事って……えっ?」

「さっちゃん」

「な、何…?何かいい事あったの?」

「私、頑張るね!」

「だから何がっ?」