怜治君の家に言ったときに彼の母親から聞かされた「体には新しい傷が左手、左腕にあった」と知ったその夜に初めてカッターを手にしたこと。
それは彼が死んだと知った日から彼の死を自分に置き換えて「何で生きてるの?」その答えが見つからなかった夜に、少しでも近づけたら…そんな思いと「何で生きてるのか?」その意味を知りたくて彼と同じように自分を傷つけてその痛みで生きてる実感が欲しかったと。