「唯、私こそごめんね」

私は、唯の「何で生きてるの?」その答えがここにあると思って誘ったけど、その答えはここにはなく、怜治君の理由のわからない自殺の謎を更に明確にさせてしまっただけの気がして唯に謝った。

唯は「仕方ないね」そう言って笑うと

「昨日から私達二人供謝ったり、答えのないものを探したりと"らしく"ないね」

「そうだね」

唯は元気な笑顔を見せながらこの暗い雰囲気を少しでも明るくしようと世間話をしてきた。