「学校終わったら行こうよ」

私は唯に不謹慎かもしれないけど家族の人に聞いてみようと話した。

唯はそんなことは聞けないよと返事をしたけど、唯自身その葬式に参列したわけでもなかったことから、私はご焼香にはせめて行かないと。と唯に話した。

「そうだね。最後のお別れだし…それにちゃんとありがとうってまだ伝えてなかった。ううん。言ったけど、伝えきれてなかった。私は流華って友達できたよって言わなきゃだね。」

私は怜治君は知らない。
だけど、今の唯がいるのはその人のおかげで今唯と一緒に居られるのかもしれない。
そんなことを考えてると、全くの知らない人とは思えなかった。