「さあね。美由が元気なかったから、クラスでいじめにでもあってるんじゃないかと思ったの」



目一杯のイヤミを込めて投げ捨てた言葉も、天には通じない



「いじめなぁ…ないと思うけどなぁ…」





私は、ふぅっとため息



だめだ、天なんかぜんっぜん頼りになんない




私が美由を守らなきゃ…!