「どういうこと?」



そう、言いながらも三木はレーラの方を振り向きもしない



「綾波に何んて言った?」



レーラは下を向いて黙っている



手はスカートの裾をキュッと掴んでいた



「なぁ、俺とお前の関係は?」



そのままレーラに問う三木



「言えないの?」



静かにも、迫力のある三木にとうとうレーラは渋々答え始める