「まってよう…」
レーラちゃんにグイグイ押され遠ざかる三木に止める理由が正当でないあたしは蚊の鳴くような声で呟いた
「俺のこと呼んだ?」
急にレーラちゃんをすり抜けあたしの方を向く
まるで、わざとレーラちゃんに押されてたような…
……えっ?聞こえた?
でも絶対三木の立っているところからぢゃ、聞こえないはずなのに…
実際、三木の隣にいるレーラちゃんは何か聞こえたの?というように不思議そうな表情を三木に向けている
……偶然?
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