「来て」



と言葉と共に腕を引っ張る



あたしはレーラに引っぱられて、学校の裏門まで連れていかれた



ここはあまり生徒が通らないところで、日が当たらないせいか、空気が冷たくじめじめしている



レーラはあたしの手を離してクルッとこちらを向いた



「ちゃんと忠告しとこうと思って…綾波 愛結ちゃん」



にこやかな笑顔を向けてきた