ー翌朝ー




……目を開けるとなんの模様もない白い天井が視界に入る



…あたし、いつの間に寝てたんだろ



あたしは、ボサボサの頭を手ぐしでときながら、洗面所で何度も冷たい水を顔に浴びせた



それでもぼーっとする頭。



そして、身仕度をした後いつものように苺ジャムをのせた食パンをほうばりあいつに会ってしまうかもしれなあ憂鬱な学校に向うため、玄関に立った



とりあえず、亜希に話でも聞いてもらおう



そんなことを思いながら、あたしは玄関のドアを開けた