「どーゆーこと?」
怒り気味で言った。
「帰りたかったんだよ!」
「え・・・?」
聞こえてたけど
聞きなおした。
「だかあら・・・・
一緒に帰りたかった」
「ぷっ!」
つい笑ってしまった。
かわいいんだね。
「なんだよー、
本当はそんな事思ってねーし~」
「ふ~ん」
わざと私がそう言うと
和は私の頭をなでてくれた。
「萌はかわいいね」
もういっつも
そんな甘い言葉で
女の子落としてるのかな?
所詮、私も遊ばれてるのかも。
でも私のこの気持ちは
恋心としか
いいようがないのに。
私は
和が好きです。