「真理、きんちょーするね…」


「うん、やばいね…」





新学期、と言うより新学年と言った方がいいだろう。
某女子高校に通う2人は
新しいクラスに溶け込めるかだとか
新学年特有の悩みにうちひしがれていた。


真理、と呼ばれたのはあたしの親友、中山真理。

あたしは…城島詩織。