部屋から出て廊下から階段に
顔を覗かせていた。



上を見た私は 不覚にも幼馴染み
の まさ にドキッとした。


「あっ!お母さんからのだよ」


ちっちゃい時からだ。


やっぱり かっこいい…


鼻が高い 目はいいぐあいに大きい。
肌は綺麗で指先はスラーてして…
細いのにがっちりして


声…私はいつも まさの声を聞くと
落ち着いた。


失恋や何かがあるといつも
まさの所へ行った。


泣いてる私を慰めてくれて…


いわゆる、私にとってまさは…
『お兄ちゃん』て感じだった。