×××



「マジで?超キモイじゃん」


よーちゃんは辛そうな顔をしながらも、あたしの話をしっかりと聞いてくれた。


「うん、でも大丈夫。よーちゃんに逢ったから元気出たわぁ」

「俺もだよ。咲帆来てくれたから風邪治ったかも」


本当にあたしたちは誰も入って来れないくらい仲が良い。



目が合って唇が触れると、舌が口に入ってきた。


「ん……っ」


今日のパンツを思い出していると、唇が離れた。


「…今日はここまでな?」

「え?なんで?」


“なんで”って…したいって言ってるようなもんじゃん


自分の馬鹿さに、少しの怒りを覚えた。