ガタガタと震える肩を

抱く手に力が篭った。



「信じられない・・・」


「そうだろうな・・」


「亜美が・・・

何のために・・・」


「アイツはおそらく

俺よりも早くから

相手会社に通じてる。

それにアイツは女だからな

俺よりも動きやすいのさ」


「・・どういう意味・・?」


「アイツは・・・

苗場とできてる。

お前よりもずっと前から」