「それが大ありなんだよ。

できれば君にこんなことを

話したくはないけど

僕にも、やっかいなことに

良心ってものがあってね。

それが君たちを探るうちに

疼いてどうしようもなくなった


このまま捨て置くには

酷過ぎる話が・・・ね。」


「苗場さんは・・・・

何か悪いことをしているの?」


そうアルコールに

強くない私の体は

心臓の血流にのって

バクバクと脈打ち始めた。