「え??

これはどういうこと?」


花束を受け取りながら

凛は驚いて葵の顔を見た。


「今日はこの為にみんなに

集まってもらったんだ。

ずっと待たせてごめんね。

これが、俺のプロポーズだよ。

受けてくれるかい?」


凛は涙が溢れ出し

目の前がぼやけて見えなくなった。


聖哉が抱きついてきた。


「どうして泣いてるの?

ママが嫌いなグリンピース

食べれるようにしてあげよう!って

ずっと前お兄ちゃんと約束したの。

偉いね?
 
食べれるようになったね?」


凛は聖哉を思いっきり抱きしめて

何度もうなずいた。


「みなさん、本当にありがとう!

葵くん、こんな素敵なサプライズを

ありがとう・・・」