凛はずっと聖哉の手を握り締め
祈るような気持ちだった。
そして賑やかな通りを曲がり
静かな住宅街に入ると・・・
そこには美しくイルミネートされた
お城が夜の闇の中に浮かび上がり
凛と聖哉を待ってくれていた。
魔法は解けてはいなかったのだ。
店の前に降り立つと
「あ! お母さん!
ひなちゃんがいるよ!」
と、聖哉が駆け出した。
陽南子が少しおめかしをして
前の道に立っていた。
その横にはワンピース姿の
実麗の姿が・・・
「待ってたのよ。凛さん。
光君も後から来るの。
お父さんと一緒に・・・」
「え?ご家族も集まるの?」
凛は自分の装いを見直し苦笑した。
「今日は何のパーティ?
何も知らされてなくて・・・」
「大丈夫よ。
私達も突然連絡をもらって・・・
身内だけだもの。気楽にね!」
と、ニッコリ笑って建物の中に
優しく凛を促した。
祈るような気持ちだった。
そして賑やかな通りを曲がり
静かな住宅街に入ると・・・
そこには美しくイルミネートされた
お城が夜の闇の中に浮かび上がり
凛と聖哉を待ってくれていた。
魔法は解けてはいなかったのだ。
店の前に降り立つと
「あ! お母さん!
ひなちゃんがいるよ!」
と、聖哉が駆け出した。
陽南子が少しおめかしをして
前の道に立っていた。
その横にはワンピース姿の
実麗の姿が・・・
「待ってたのよ。凛さん。
光君も後から来るの。
お父さんと一緒に・・・」
「え?ご家族も集まるの?」
凛は自分の装いを見直し苦笑した。
「今日は何のパーティ?
何も知らされてなくて・・・」
「大丈夫よ。
私達も突然連絡をもらって・・・
身内だけだもの。気楽にね!」
と、ニッコリ笑って建物の中に
優しく凛を促した。