そうして光に子供達を預け

実麗と凛は手頃なイタリアンを

見つけて入った。


「ほんとに久しぶりね。

それに同じ学校になるなんて

凄い偶然ね?

やっぱり縁があるのかな?」


「ほんと。

見つけたときは驚いたわ」


「ここで会ったのも何かの縁ね?

あれから葵君とは会ってるの?」


「それが・・・

どこで何をしてるのか

心配してるんだけど・・・」


「やっぱり・・・

私達にもまだ連絡がなくて

携帯も知らないし・・」


「そう・・・

実麗さんなら知ってるかと

思ったんだけど・・・」


凛は明らかに落胆の表情をした。