もうすっかり二人で

はしゃいでる子供達を見て

「いいよ。

聖哉君がいいなら・・」


「ね?聖哉君

おじちゃんと陽南子と

一緒にマックでも行く?」


「わーい!

陽南子ちゃんと行く!」


「なら決まりね?

凛さん1時間位ならいい?

聖哉君は送っていくから」


「いいの?

それは助かるけど・・・」


実際、葵の様子を

実麗に聞きたかったのも事実だ。


「じゃあ、お願いしようかな?

聖哉、おりこうにしてね。」


凛は自宅の地図を書き

光に渡して聖哉を見送った。