「そうだな。実麗。

もう一人、いや、二人は

いけるかな。」


「もう、光君ったら。

まだ陽南子が生まれたばかりよ。

これから、育てていくのに

お父さんには

頑張ってもらわないと・・・

ね? 陽南ちゃん?」


と、光を軽く睨んだ。


「そうだな。

光には経営の事を

もっと学んでもらわないと

いかんしな。

浮かれてばかりはおれんぞ!」


と、間宮が笑った。


みんなで乾杯をした。


陽南子が運んでくれた

久しぶりの家族団欒だった。