「坊ちゃん、

お迎えにあがりました。」


「園田か・・・

大量に血を抜かれたぜ。

少しは俺も生まれ変われるかな。

早く父さんに会いたいよ。

会って謝りたい。」


「その前に会わなきゃならない

人がいます。

もうおわかりでしょう?」


「間宮光か・・・

あいつは、助かったんだな?

俺がやって俺が助けた。

皮肉なもんだ・・・

これが父さんの言ってた

自分のケツを拭くってことか?」


「そうです。

ご一緒しますから

行きましょう。」