そう考えると

人生は選択の連続で・・・


選ばなかった人生を

生きて見ることは不可能だ。


その良心の呵責が

自分の胸を痛め続け

心臓に負担をかけているのかも


これは私のカルマに他ならない


美恵子は向日葵をみて

そんなことを考えていた。


ドアがノックされた。


山形の祖母がニコニコと

入ってきた。


「美恵子さん、よかったのう!

光は無事じゃよ。

手術がうまくいったらしいぞ」


「本当ですか!!

よかった・・・!

ずっと祈ってました。

でも、大丈夫と信じてました」