間宮が駆けつけてきた。


「美恵子さんは・・・?」


「ああ、すべて話した。

あいつはわかってくれた。

もう秘密はない。」


「そうですか・・・

それは良かった。

俺は行かなきゃいけないとこが

あるんで・・・

申し訳ないが葵のバカ息子を

頼みます。

今までのあんたとの友情だけは

変わらないから・・・

葵を煮て食っても

焼いて食っても好きにしてくれ!」


そう言って叶野は

待たせてある車に乗り込んだ。


「おい!お前。

下手な事は考えるなよ!」

と、制止する間宮を残し・・・