昨日、光とはどんな話に

なったのか・・・

実麗に電話したがやはり出ない。

心配になって亜美は

実麗の部屋へ急いだ。


実麗は部屋にいた。

きっちり部屋を片付け

病院に行く準備をしていた。


部屋の片隅には

スーツケースがあった。


亜美は正直安堵した。


何があっても実麗を支える

つもりではあったが

やはり、苗場の手前もあり

また実麗自身の将来の為にも

子供は諦めたほうがいいと

思っていた。