「君だけにそんなことは

させない!

俺も一緒に背負わせてくれ!

俺は愚かだった。

君を苗場から奪いたいと思って

近づき、捻じ曲がった心で

君を抱き、自分の気持ちに

気づかぬふりをしてたんだ。

許してくれ!」


「今更、遅いわ!

私は一生貴方を許せない!

それでも貴方は私とこの子を

愛せるというの・・・?」


「ああ、その子が例え

俺の子じゃなくても・・・

君を愛しているから・・・」


「信じられない!

お願い!一人にして!」