病院に着くと

病室を聞き亜美は

先に入って行った。


「きっと苗場がいるだろう。

俺はここで待ってる。」


ヒカルは亜美にそう言った。


ヒカルは煌々と電気のついた

待合室を避け

喫煙所に座った。


ともかく、命は助かった。

それだけでいい。


実麗は、公園で

安定剤と睡眠薬を多用して

眠っているところを

発見され運ばれたらしい。


まだ、目覚めないと聞いた。