ヒカルは祈るような気持ちで

亜美の家まで行った。


今までの人生を

これほど恥じた事はなかった。


俺はなんて中途半端な

生き方をしてきたんだ?


亜美にも迷惑ばかり

かけてきた。


何もかもにムカついて

人を恨んできた。


その結果がこれだ。


でも、実麗だけは・・・

俺が助けなきゃいけない。

お腹の子も・・・


俺の血を分けた子かもしれないんだ


このままではお腹の子は

殺されてしまう・・・


それは嫌だ!