亜美とは

同じ大学で知り合い

亜美が今の会社に就職するまで

付き合っていた。


大学を中退して

親父に勘当されていた時期

かなり世話になった。


亜美のいう悪い男とは

実はヒカルのことだった。


しかし今は頼るしかない。


「実麗を探してるんだ。

思い当たる場所はないか?」


「なんで、あんたが・・・?

実麗に一度あんたのこと

聞かれたけど

関わってほしくないから

知らないふりしたの。

一体実麗と何があったの?」


「やっぱり聞いてないのか・・

亜美、今から会えないか?

頼むよ!」


ヒカルは今までのことを

正直に話そうと思った。

もう迷ってる場合じゃないんだ。