ハア、ハア息を切らして

道に座り込んだ。

<どうしよう。

一体どうすればいい・・>


悪寒がする。


もし本当にできていたら・・・


うう。。。

実麗は誰も通らない路地で

泣き崩れた。


ひとしきり泣いて

ふと、周りを見ると

この間のお婆さんが

道の隅っこに座っていた。


実麗はふらふらと

近づいていった。