「私はね、入社した時

年下の彼氏がいたんだけど

どうしようもないダメ男でさ

結構貢いで捨てられたんだ。

その時、落ち込んでた私を

慰めてくれたのが苗場さん。

大人の男だよ~!

惚れたねっ(笑)」


「そうなの?

知らなかったよ」


「だって実麗は分かりやすいから

最初から苗場さん好きだって

わかったからさ。

下手なこと言わないほうが

いいかなって。

あんたすぐ落ち込むじゃ~ん!」


「そだよね。確かに・・」

やっぱ亜美と飲むと楽しいや。


こんな亜美が私を裏切ってるなんて

やっぱり信じられない。