そういえば りー君との出会いは カラオケに行った時だった。 「えっと、じゃあDAMで。」 希望の部屋を言い、 仲の良い友達の紗季と ドリンクバーのグラスを受け取った。 「2階の16番になります。 ごゆっくりどうぞ。」 定員さんの丁寧な案内で 私は紗季と2階への階段を上がった。