「お先に失礼します。」
バイトも終わり、私は
りー君にメールを返信した。
1時間が過ぎたが
りー君からのメールは無かった。
もの凄く気分屋の、りー君は
電話してくる時もメールの返信も
多いときと少ないとき、
そして全く無いとき。
ハッキリと分かれていた。
「今日は電話ないかぁ‥」
そう思い私は布団に入った。
電話がない日は
寂しさに負けて自然と
涙が溢れる日も少なくなかった。
だけど‥りー君は
気分屋なんかじゃなかった。
電話が少ない日の理由を
私は後々知ることになるとは
思わなかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…