今日もバイトの私は
いつものようにバイト先の
ユニホームに着替えて朝礼の時間を待っていた。
朝礼と言ってもバイトの時間は
夕方から夜までだった。

ブーブー‥ブーブー‥

鞄の中の携帯が震えた。
誰だろうと思い携帯を取って見ると

りー君

大好きな人からのメールに
ニヤニヤしている私を
バイト先の玲さんが
「何一人で笑ってんだ。」
と怪しい微笑みを見せ言ってきた。

「べ、別に何でもないですっ!!!」
私は急いで携帯を閉じた。

滅多に自分からメールをしてこないのに
嬉しくて嬉しくて
心臓がドクンドクン言ってた。

「今日も頑張りますかー!!!」
そう言って朝礼を終わらせ仕事に入った。

りー君からのメールは
いつものように馬鹿な内容だった。
「やっほー、
食い過ぎて吐きそう(笑)」

こんな馬鹿な内容でも
愛しくてたまらなかった。