慎吾は
私の姿をみて
ため息をついた


先輩が
にやけながら
近づいてきた


「よぉ
慎吾きたのか
初めての様
だったけど
まだやって
なかったんだな」


「あったり前
ですよ
先輩またですか!」


「わりぃ
でも
今までで
一番
かわいいし
体も
いい感じ
だったぞ」


その言葉に
不信感を感じた


「慎吾…
どういうこと?」


「そういうこと
お前も
本気じゃ
なかったよな」


「えっ?
それって…」



頭を金づちで
たたかれた気分だ


ショックで
ますます
体が動かない