「慎吾
お前の彼女
いいにおいだな」


そういうと
ケータイを
なげつけた
私の
ケータイは
壁にあたり
バラバラに
散らばった


「さっ
はじめようか」


落ち着いた声で
そういうと

いきなり
私の
カッターシャツを
激しく
やぶいた



「やめて…」


必死で
抵抗しても
かなうわけもなく
抵抗すると
また殴られた


「…んっ」


何度か
殴られて
だんだん
頭が
くらくら
してきた

体も動かなく
なって
恐怖で
声も出なく
なってしまった


先輩は
そんな私を
見下ろし
にやついた顔で

「最初から
おとなしく
してれば
優しくして
やったのにな」