よしっ

教室のドアを
ゆっくり
あけた

そしたら
タイミングが
いいのか
悪いのか
ちょうど
目の前に
真由美が…


「おはよう」

少し
顔は
こわばってるけど
できるだけ
普段通り
挨拶をしたの


「……」

また無視?


絶交って
ホント…
だったんだね

でも
理由もなしに
絶交って
言うわけないし

私が
知らぬ間に
何かしたり
したのかも
しれないし…

仕方ない
もう少し
時間をおいて

メールして
聞いてみよう


その時は
そんな風にしか
考えてなかったの

その日も
同じく
真由美と
口を聞く事なく
家に帰った