数日後

いよいよ
逆プロポーズの日


シフトは
私と
さとしさん


「さとしさん
ゆりさんとは
結婚とか
考えてるんですか」


それとなく
聞いてみた


「なんだよ
いきなり」


「卒業したら
どうするのかなって」


「まぁ
いずれは
ゆりと
結婚するけど
まだ
ゆりも若いし
俺なんかと
結婚して
くれるかどうか」


まぁー
なんとも
素敵な
カップル


お互いに
謙遜しちゃって


「なんで
そんな事…
梨乃ちゃん
結婚したいとか?」


「違いますけど…
ちょっと
聞いても
いいですか?」


「なんでも聞いて
彼女はいるから
つき合えないよ」


ほんとに
この人は!



「知ってます!」